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✴︎ この記事は専門家の提言を含みます ✴︎
この記事の結論
・ファイナンシャルプランナー3級を取得する。
・そのあとに次の中から1つ取得する。
①社会保険労務士
②宅地建物取引士
③行政書士
・資格とキャリアと掛け合わせ、価値を創出する。
この記事でわかること
・育児やプライベートも楽しみたいあなたにピッタリな資格
これから仕事も育児もプライベートも楽しみたいあなたに、資格の必要性と具体的な資格名、学習方法をご紹介します。
なぜ資格が必要か
30代で資格を持っているとそれだけで友人や上司、同僚から一目置かれ、たよりにされます。
一方で、仕事や慣れない子育ての日々に流され、新しい学びを吸収することをおろそかにしてしまう時期でもあります。
今は若さもあり、不安も少なく、社会からたよられる存在ですが、数年経過すると世間や会社から評価されているのか、されていないのか選ばれているか、ただ残ってしまっているのかわからないような立場になることがあります。
そのような中でこれからも「選ぶ立場」で居続けるためには今から生き抜くスキルを身につけ、カタチにし(資格を取り)、他者との差別化をはかることが必要です。
差別化できるということは「他者にはない価値がある」「自信がつく」「再就職に強い」と言いかえることもできます。
転職に強いということは「選ぶ立場」に近づいている証拠です。私は企業の採用する立場から色々な方と面接してきましたが、今も女性のオフィスワークは狭き門で、内定を勝ち取るためには一定のスキルや経験、資格が必要です。
ピッタリな資格3選
結論から書きますが、まず、あなたがとるべき資格は「ファイナンシャルプランナー3級」です。これは次の資格に挑戦する前にできれば取っておくことを強くおすすめします。
ファイナンシャルプランナー3級の取得の目的は「合格して自信をつける」ことです。これは最近、他人から評価されたり、達成感を味わったことのない場合は、ここで資格に合格し「何だか、いけそうな気がする」という自信をつけておいてください。
なぜ、ファイナンシャルプランナー3級かというと、一番、生活に密着した資格だからです。私は企業の新入社員向けの研修で、フィナンシャルプランナー3級の取得をすすめています。
ファイナンシャルプランナー3級は、お金の管理や家計に関する基本的な知識や技術を有することを証明する資格の一つです。試験ではマネープランニングやライフプラン、保険、税金に関することが出題されます。
ここからが本題です。次に、あなたが取る資格は「社会保険労務士」(以下、社労士)もしくは「宅地建物取引士」「行政書士」のいずれかになります。
この中の何か1つに決めてほしい、ということであれば「社労士」を選択してください。
理由はファイナンシャルプランナーと社労士は相性がいいからです。社労士は「ゆりかごから墓場までサポートできる専門家」と言われるように、人が生まれてから死ぬまで技術的にサポートできる資格です。
宅地建物取引士(以下、宅建士)は不動産業界の就職に大変有利です。特に不動産・賃貸業界では女性の進出が多くみられ、いざとなったときに最適な資格です。
宅建士の資格を持っていなければ行えない業務(独占業務)があり、需要があります。
行政書士は難易度が社労士と同等レベルなものの、学習する内容の専門性が低いです。言いかえると社労士は学習をはじめた時点で、専門的なスキルをどんどん身につけることができます。
あなたが「選ぶ立場」を手に入れるためには、この世間に価値を提供できるような専門的なスキルが必要です。
その意味では、社労士、中小企業診断士、行政書士、いずれの資格の取得を目指してもかまいません。
どの資格を選ぶのかは、あなたが本屋に行き、それぞれの資格のテキストを立ち読みし「私はこの勉強との相性が良さそう」などとあれこれ考えながら、選ぶのが一番よいです。
また、テキストだけではなく、問題集にも必ず目を通してください。どのページの問題をみても面食らいますが、一種のアレルギーのような問題が直感的にあった場合、その資格は除外してください。そうやって残った資格を選んでもよいです。
もう一度言いますが、おすすめは社労士です。
私が仕事の関係で士業の方々とお会いする機会が多いのですが、女性で圧倒的に活躍されているのが社労士です。
タレント“百獣の王“武井壮さんがある番組で「人が求めるものには、価値がある」とおっしゃっていました。実はあなたにも、人に与えることのできる経験や知識は必ずあります。30代で資格を取り、その価値をこれから最大化できるようにしていきます。
戦略的な学習方法とは
資格の取得は、「選ぶ立場」を獲得する上で大きな原動力となります。しかし、取得のための学習は簡単ではありません。学習には戦略が必要です。
学習方法は大きく分けて次の3パターンがあります。
学習方法 | 判定 | メリット/デメリット | 資格 |
---|---|---|---|
①独学 | ▲ | 費用が安い /時間がかかる | ・ファイナンシャル プランナー3級 ・宅建士 |
②資格学校(通学) | ○ | わからないことがすぐ聞ける /費用が高い、通学に時間がかかる | ・社労士 ・行政書士 |
③オンライン講座 資格学校(通信) | ◎ | 費用が手頃、いつでも勉強できる /学習仲間ができない | ・社労士 ・行政書士 |
社会人生活を送らているあなたならすでに学んでいると思いますが、自分で考えるより「聞いたほうが早い」ことが資格試験の中でもたくさん出てきます。
先ず、ファイナンシャルプランナー3級は独学で取得が可能です。宅建もやや理解に時間がかかりますが、独学が可能です。
ただ、社労士、行政書士は難易度が高く、独学で合格を目指すことはやめてください。資格学校やオンライン講座を活用し、最短で資格を取得してください。
※ファイナンシャルプランナー3級は独学で合格が十分可能です。おすすめのテキストは別の記事でご紹介しますが、新品でなくともメルカリなどで中古品を購入してもOKです。過去問はスマホの無料アプリが充実しているのでそちらを活用すれば、十分に合格基準に達することができます。
戦略とは「戦いを省略する」ことです。あなたが学習を進める上で最大の戦いは時間との戦いです。その時間との戦いを勝つために、今はお金をつかって、効率よく学習を進めます。
資格より大切なこと
30代から「選ぶ立場」の獲得を目指し、ここでは資格の取得という手段をご紹介しました。
お分かりの通り、資格を取ることがゴールではありません。資格とこれから経験するキャリアをシンクロさせ、他者との差別化を図り、選ぶ立場になり、少しずつでも社会や他者にコントロールされない生き方を引き寄せていくことが重要です。
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